一審の死刑判決までの流れ

一審の死刑判決までの流れ

一審判決までの裁判の流れ

時期 裁判所の動きと裁判手続き 弁護側の動きと麻原死刑囚の状態
1994 4月 初公判 (阿部文洋裁判長) 国選弁護人(渡辺、安田弁護士 ほか)
1996 6月 破防法適用を議論する破防法弁明に出席 比較的正常に発言。
    10月 井上死刑囚に対する弁護側反対尋問 この頃から精神状態が悪化。

不規則発言。

弁護団とも会話が通じない・接見できなくなりはじめる。

年末 東京拘置所職員との会話がなり立たない状態

入浴を職員が介助

1997 4月 罪状認否 第三次世界大戦で日本は滅びてなくなっており自分はすでに釈放命令が出ている等の発言を、英語を交えて行った。

その後、不規則発言もなくなっていく。

2000 4月 独り語以外に声を発することはなく、言語による意思表示がなくなる。

(東京拘置所記録)

2001 3月 東京拘置所の記録によると失禁が生じ、おむつを着用するようになり、排泄はおむつにするようになる。

(東京拘置所記録)

2004 2月 死刑判決

(小川正持裁判長)

東京地裁の死刑判決に対し、弁護側は東京高裁に即日控訴。